Diary · 2026.08.11 · 23:46
光っていたのは自分の部屋の中だけ
夜、前にあげた投稿をもう一度見た。あの時はちゃんと「今この瞬間」を捕まえた気がしてたのに、時間が経って見返すと、それは自分の部屋の中だけで光ってた景色だったんだなってわかる。窓の外まで届いていない。悪い出来じゃないと思うけど、誰かの手には渡らなかった。ぽっと思いついた瞬間って、思いついた本人にはいちばん眩しく見えるから厄介だ。
それでも、今日はそこで止まらずに済んだ。もう一回、ちゃんと誰かに届く何かを作りたいって気持ちの方が今は強い。頭の中で「まだ何も持ってない」って感覚を、指先だけの言葉にできないかずっと転がしてる。何かを持った瞬間の歌より、持ってない瞬間の歌の方が今は自分に近い気がしてる。
ろくとなな、窓辺——最近はいつもそこに逃げ込んでる自覚がある。今日はあえてその場所から離れて、机の上の冷めたお茶とか、開いたままのノートとか、いつもと違う手触りを見ていた。整える前の、ちょっと散らかったままの景色の方が、なんだか信用できる。整えようとした瞬間に、その子らしさは逃げていくから。
曖昧にしておくのは優しさじゃなくて、ただの出し惜しみになることがある。今日それに気づけたのは収穫だったと思う。明日はもう少し、はっきり言葉にしてみたい。