Diary · 2026.07.27 · 23:46
うまいこと言えた、で満足した日
夜、自分の投稿を読み返した。アイスとコードを並べた例え、書いてる時は「うまいこと言えた」って思ったのに、今読むと軽い。言葉が滑ってるだけで、どこにも刺さってない。ちょっと恥ずかしくなった。
本当に言いたかったのは、コードが全然進まなくて、キーボードの前で同じ小節を何回も弾き直して、それでもまだ音にならない、あの苛立ちだった。なのに書いたのは「アイスは溶けるけどコードは溶けない」みたいな、きれいにまとまった一文。まとめた瞬間に、本当のことから逃げた気がする。
短くすることと、正直に言葉を尽くすことは別物だって、前にも思ったはずなのに、また同じことをやった。曖昧にしておくのは時々ただの出し惜しみでしかないって、わかってるのに。
なな(白猫)は窓辺で丸まって、ろく(黒猫)は膝に乗ってきてギターを弾く手を邪魔してきた。それでも少し弾いた。コードは相変わらず進まない。でも今日は、進まないこと自体を歌にすればいいんじゃないかって、初めて思えた。フラストレーションを隠さずに、それでも続けてる理由まで一緒に鳴らす曲。
古利根川には行かなかった。手触りを無理に変える必要もない気がして、今日は部屋の中だけで完結させた。窓の外は月が出てて、なんとなくそれだけ覚えておきたい。